【ハマの進路相談】中学生のあなたと一緒に考える、これからの進路の選び方

こんにちは、ハマです。

ハマ

中学生になると、少しずつ「進路」という言葉を耳にすることが増えてくると思います。

人によっては「不安だな…」と感じる人もいるかもしれません。

でもご安心を。
最初から自分の進路をはっきりと決められる人はほとんどいません。

自分が中学生の頃を思い出してみても「自分で選んだ」という感覚はまったく無く、単に「行ける高校・行きやすい高校を選んだだけ」でした。

ちなみに僕のこれまでの進路を見てみましょう。

①公立の中学に入学
②公立の高校(理系)に入学
③国立の大学(工学部)に入学
④会社へ就職
⑤会社をやめて独立

 

⑤は少しレアですが、①〜④はそれほど珍しくない普通の進路です。
大切なのは進路の良し悪しではなく、「選択肢を知ったうえで、自分の意思で進路を選ぶ」こと。

その点で僕は十分に考えてこなかったし、そこにいくらか反省もあります。

ということで、あらためて進路について一緒に考えてみましょう!

進路ってなに?

「進路」という言葉が学校で使われるとき、ほとんどの場合「どの高校に行くか」を指しています。

もちろん厳密には「進学しない人」もいるのですが、実態としてはあまりいません。

文部科学省がまとめたデータによると、中学生が高校へ進学する割合は98.8%です。

つまり、高校に行かない人は100人中1人だけ。「進学しない」を選んでいる人はかなりのレアケースということがわかります。

《引用:「高等が学校教育の現状について(文部科学省)」より》

ということで、今回は皆さんが「進学する」という前提で話を進めていきます。

今回は進学する人向けにお話をしますが、進学しない人を無視しているわけではありません。
中学生で多くの人と異なる道を選んだあなたは、すでに1/100のレアな存在になったということ。
むしろ僕は、まわりの人が選ばない選択ができる人を尊敬します。

ハマ

進路にはどんな選択肢があるの?

中学から進学する場合、どのような選択肢があるのでしょうか?

文部科学省がまとめてくれた資料を見てみましょう。

《引用:「未来をひらく高等専修学校(文部科学省)」より》

進学先の学校にはいくつかの種類があることがわかります。
でもこれだけだと、どの学校を選べばいいのかちょっとわかりにくいですよね。

そこで主な学校の特徴についてまとめました。

【学校の特徴まとめ】

どういう人が選ぶ学校? 特徴
高等学校 大学や専門学校への進学を目指す人 3年制で普通科・専門科・総合学科がある。全日制が一般的だが、夜間に通う定時制、自宅で学習する通信制の3つのスタイルがある
高等専修学校 就きたい職業が決まっている人 1〜5年制で専門分野の知識や技術習得など、実践的な授業内容が多い。大学進学も検討したい場合は「大学入学資格付与指定校」を選ぶ必要あり
高等専門学校(高専) 専門技術を高めたい人、技術者を目指す人 5年制で専門分野を中心とした知識や技術など学ぶ。大学・研究機関の位置付けであることが高等専修学校との違い。産業界からの評価が高く、就職率はほぼ100%

ふだん僕たちが「高校」と呼んでいるのは「高等学校」のことですね。
それぞれの学校には上の表以外にも特徴がありますので、もっと詳しく知りたい方は自分で調べてみてください。

高等専修学校については、文部科学省のYouTubeチャンネルがわかりやすくておすすめです。高専との違いについても説明してくれています。

中学卒業後のもう1つの進路⇒高等専修学校について(文部科学省YouTubeチャンネルより)

進路はどうやって選べばいいの?

さて、学校の種類については何となくわかったと思います。
そしてだいたいの人は「自分は高校で良さそうだな」と思ったかもしれません。

では「高校に行こう」となったとき、「なぜその高校に行きたいのか」をちゃんと説明できますか?

  • 親がすすめるから
  • 友だちが行くから
  • 地域で評判が良いから

色々な理由があると思います。

ちなみに僕が中学生のときに高校を選んだ理由は「自分が入れる一番偏差値が高い公立高校だから」でした。

それに対して今の僕が思うのは「当時の自分は先生や親に言われるまま、自分の頭で考えて選んでいなかったな」ということです。

だからこそ、皆さんにはそこをしっかりと考えてほしいと思います。

大切なのは「自分が好きなこと・得意なこと」を知ること

進路を考えるうえで、大切なのは「自分が好きなこと・得意なこと」を知ることです。

高校もそうですし、それ以外のタイミングでも、進路を選ぶときはこれを基準に考えると良いと思います。

進路はあなたが望む”幸せな人生”に近づくために選ぶもの。
嫌いなことや苦手なことをやる人生よりも、好きなことや得意なことをやる人生の方がずっといいですよね。

どうせどんな選択をしたって、大変なことや辛いことは起こります。
であれば、そのとき自分が「このためなら頑張れる!」と胸を張って言えるような進路を選ぶのがいいのではないでしょうか。

余談ですが、ギリシャのアポロン神殿の柱には「汝自身を知れ」という言葉が刻まれています。
自分が好きなこと・得意なことを知ることは、まさに自分自身を知ること。

そのためにも、まわりに流されず「自分の頭でしっかりと考えるクセ」をつけてください。

自分を知ることが将来、自分が望む人生を歩むことにつながると信じています。

「まだやりたいことがありません」という人も全然OKです。好きや得意は誰にでもあるものなので、それをゆっくりと見つけていきましょう。気になることがあったらお試し感覚でとりあえず全部やってみることをおすすめします。

ハマ

進路を選ぶときの判断基準は?

それでは、ここからは具体的に高校を選ぶときの判断基準について考えてみましょう。

「何を決め手に志望校を決めたか?」というアンケート調査では、以下の回答が出ています。

  1. 高校の難易度や自分の実力
  2. 大学進学率
  3. 肌で感じる雰囲気
  4. 将来の夢に近づける
  5. 学科(勉強する内容)
  6. 部活動
  7. 環境(駅から近い、校舎・設備の特徴)

《ベネッセ「高校受験:志望校はいつまでにどうやって決める?」より引用》

何を判断基準とするかは「高校で何を学びたいか、どう過ごしたいか」によります。
それは前の章でお話ししたことと結びついているので、ぜひじっくりと考えてみてください。

今回はそれ以外の判断基準として「学力」「校風」「通学時間」「お金」の4つに注目しました。

判断基準①学力は足りているか?

高校には入学試験があるため、学力が足りない場合は入学できません。
もし入学したい高校があるのであれば、勉強して必要レベルまで学力を上げる必要があります。

先生に相談するのが一番早いと思いますが、自分で今の学力を知りたいという人は「模試」を受けるのがいいでしょう。
模試は個人でも申し込めますし、塾などでも受験できます。

参考)静岡県統一模試

模試を受けると「偏差値」という、自分の学力レベルがわかります。
その偏差値が、高校が提示している数字を超えているかどうかで、合否を推測できるというわけです。

偏差値は「〇〇市 高校 偏差値」などと検索すれば一覧が出てきますよ。

学校によっては「推薦」など、通常の受験とは異なる枠が用意されているケースがあります。気になる高校がどのような選抜方法を用意しているか、事前に調べておきましょう。

ハマ

判断基準②校風は合っているか?

2つ目は「校風」についてです。

学校の雰囲気は、学校ごとに異なります。
「明るい人」や「真面目な人」など、人だって色々なタイプがいますよね。学校も同じです。

自分に合いそうか合わなそうか、その雰囲気だけでも感じておくことをおすすめします。

ホームページを見たり、先輩の話を聞いたりするのもいいですが、一番確実なのは学校を見学してみること。
「行きたい!」と思えるような学校が見つかれば、今よりももっと勉強をがんばれるかもしれません。

「オープンキャンパス」や「文化祭」などを利用して、実際に学校を訪れてみましょう。

判断基準③通学時間は問題ないか?

3つ目は「通学時間」についてです。

自宅から高校に通う場合、学校までどのくらい離れているかで通学時間が変わります。

たとえばA校は通学時間が30分、B校は通学時間が2時間だったとしますよね。
計算すると、往復で3時間の差が出ます。月に20日通学する場合は60時間の差です。

この60時間をムダと感じるか「いやそれでもB校がいいんだ!」と思えるかはあなた次第。

また距離が離れているほど交通費も多くかかる可能性があります。この辺りは親とも相談すべきポイントですね。

迷った場合は「通学のしやすさ」で決めるのもアリだと思います。

ちなみに高校には「通信制」という高校もあります。通信制であれば自宅で学習できるので、通学の心配はなくなります。後ほど紹介するN高・S高は、最近とても人気が出てきている通信制の高校なのでぜひチェックしてみてください。

ハマ

判断基準④お金は問題ないか?

4つ目はお金の問題です。

これは多くの親にとって一番気になるポイントかもしれません。
中学までは義務教育なので授業料や教科書は無料ですが、高校からは義務教育でなくなるのでお金の負担がグッと上がります。

また学費は「公立」か「私立」かで大きく変わります。
文部科学省が2018年に実施した「子どもの学習費調査」によると、公立高校および私立高校における学費(3年間)は以下の通りです。

  • 公立:約137万円
  • 私立:約291万円

ざっくり、私立は公立の2倍お金がかかると考えてよいでしょう。

学費については国がいくつかの支援制度を設けています。以下の制度が活用できないか、一度検討してみてください。

ちなみに2020年から私立高校生への就学支援金が大幅に拡充されたので、私立を検討している人はこちらのチェックもお忘れなく。

支援制度や給付金については親御さんもよく知らない場合があります。行きたい高校があって、お金がそのハードルになりそうなのであれば、自分で調べて解決策を提案するくらいの気持ちでいきましょう!

ハマ

進路はいつまでに決めればいいの?

はっきりとした基準はありませんが、「中学3年生の夏ぐらいまで」に進路を決める人が多いようです。

その辺りから本格的に受験勉強を始める人が多いということでしょう。
受験までに時間があればある分、受験勉強に使える時間が増えます。

とはいえ、進路は簡単に決められませんし、急いで決めるものでもありませんからね。
繰り返しになりますが、大切なのは自分が納得できる進路を選ぶことです。

高校へ願書(受験の申込)を出すのは1月〜3月くらいなので、どこを受験するかはそのタイミングまで変更可能です。

ハマ

\気になる!/新しい形の学校まとめ

最後に、ここ数年で出てきた新しい学校についてお伝えします。
どの学校もこれまでの常識を塗り替える、新しい価値観をともなった学校ばかり。

教育に対して「もっと良くしたい」と考えて行動してくれている大人たちがちゃんといるんですよね。
こういった学校の在り方を知っておくだけでも「実は選択肢ってたくさんあるんだ」ということに気づけます。

高校以外の学校もまとめて紹介していますが、ぜひ一度見てみてください。

【新しい形の学校】

おもしろい学校があったらここに加えていくので、ぜひ教えてくださいね!

ハマ

まとめ:進路を選ぶには「知ること」が重要

今回は中学生の皆さんへ「進路」についてお伝えしました。

40歳の僕の視点が入っているので、古い考え方があったかもしれません。足りていない情報もきっとあるでしょう。
その辺りは皆さんが自分自身で考えて補ってもらえればうれしいです。

改めてお伝えすると、進路を選ぶうえで大切なのは

  • 自分の好きや得意を知ること
  • 自分が選べる選択肢を知ること

の2つです。

あなたが好きなこと、そして得意なことは、きっとあなたを助けてくれます。
焦らず、自分が納得できる進路を見つけてください。

もちろん、進路を選ぶうえでは学費を払ってくれる親ともしっかり話し合う必要があります。
コミュニケーションをしっかりとってくださいね。

そしてもしかすると、今回自分で決めた進路を選べないことがあるかもしれません。
人生はなかなか思う通りにいかないものです。

そんなときはこう考えてください。

高校はあくまで長い人生の一部分に過ぎません。
自分ができる範囲で、自分の理想に向かって軌道修正していけばいいだけ。
案外回り道も悪くないものです。

ということで、色々と口うるさく言ってしまいましたが、一番大切にすべきは「あなたの考え」です。
自分が、何を楽しく、何をうれしく感じるのか。それに従って進んでください。

応援しています!

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